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J-GLOBAL ID:200902217811142043   整理番号:09A0151785

養殖事業の包括的環境影響評価

Inclusive Environmental Impact Assessment of the Aquaculture
著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 45-52  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: G0242B  ISSN: 1880-3717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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世界の養殖生産量は全水産物生産量の約30%に達している。養殖漁業の場合,残餌や養殖魚の排泄物が海底に沈下し養殖漁場の環境が悪化する。また,ウイルスの蔓延や富栄養化,貧酸素化などによる養殖対象物の病気,大量死などの問題もある。本報では,このような状況においてエビなどの養殖事業の持続可能性を評価するために,エコロジカル・フットプリント(EF)の他に,TripleI(III)を用いて,エビ養殖事業の持続性を評価した。本報の検討範囲内では,バイオキャパシティの増加や利益率に比べて,EFの値が極めて大きくなる結果となった。原因は飼料確保のために広大な海面面積が必要とされることや,漁業において排出された二酸化炭素を吸収するための森林面積が必要とされることがあげられる。本研究は定性的な評価にとどまっており,今後は飼料の輸送,クルマエビの梱包,生態リスクや作業員の健康リスクなどを考慮に入れた上で,Triple Iを評価する必要がある。
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分類 (2件):
分類
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水産増養殖一般  ,  環境問題 
引用文献 (20件):
  • Food and Agriculture Organization of the United Nations. FAOSTAT-Fisheries. 2004
  • 古谷研. 養殖海域の環境収容力. 2006
  • CELIKKOL, B. Engineering Overview of the University of New Hampshire's Open Ocean Aquaculture Project. Oceans 2006. 2006
  • 北澤大輔. 沈下式生簀への自動給餌プラットフォームの開発. 第20回海洋工学シンポジウム, 2008. 2008
  • 多屋勝雄. アジアのエビ養殖と貿易. 2003
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タイトルに関連する用語 (3件):
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