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J-GLOBAL ID：200902218007189033   整理番号：08A0750011

カイアシ類ノープリウスの豊度から推定した,北海道,噴火湾内外における冬季スケトウダラ(Theragra chalcogramma)稚魚の最初の餌料の入手可能性

Food Availability for First-feeding Walleye Pollock (Theragra chalcogramma) Larvae during Winter in and Near Funka Bay, Hokkaido, Japan, as Inferred from Copepod Nauplii Abundance

著者 (6件)： NAKATANI Toshikuni (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  OHSHIMA Masakane (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  YOSHIDA Kie (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  SASAKI Shiho (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  SHIRAKAWA Norihiro (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN) ,  YAMAMOTO Naohiro (Hokkaido Univ., Hokkaido, JPN)
資料名： 北海道大学水産科学研究彙報  (北海道大学水産科学研究い報)
巻： 57  号： 3  ページ： 25-35  発行年： 2007年12月13日 
JST資料番号： F0665A  ISSN： 1346-1842  CODEN： HDSKAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： スケトウダラ稚魚の餌料可能性と噴火湾の水界地理学との関係を明らかにするために,水温,塩分及びOithonaノープリウス(スケトウダラ稚魚の主餌料)の垂直分布を2001年~2003年の冬に湾の内外で調べた。2001年と2003年の1月に親潮沿岸冷水塊と津軽暖水塊が湾内湾口で共存したが,2002年の1月には,親潮は津軽暖水塊に変わられていた。1月のOithonaノープリウスの豊度は,毎年著しい違いは無かった。2003年の1月に,親潮沿岸冷水塊で,雌のO.similis(Oithonaノープりウスの主供給者)が多かったが,Oithonaノープリウスの密度は,親潮沿岸冷水塊と津軽暖水塊とで殆ど同じであった。これらのことは,津軽暖水塊における個々の生殖作用の活発なことを示す。暖水温と冬季の噴火湾の津軽暖水塊におけるO.similisの生殖作用が,スケトウダラ稚魚の餌料入手を成功させていると考えられる。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *スケトウダラ ,  *稚魚 ,  *飼料 ,  カイアシ類 ,  甲殻類 ,  可能性 ,  海水温 ,  海流 ,  暖水塊 ,  個体群 ,  捕食者 ,  季節的変動 ,  冬 ,  北海道 ,  地域差 ,  ノープリウス ,  再生産 ,  親潮 ,  無脊椎動物 ,  流体流
準シソーラス用語： Theragra chalcogramma ,  *餌料 ,  噴火湾 ,  Oithona similis

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  個体群生態学  (EE03030S)

タイトルに関連する用語 (11件)： カイアシ類 ,  ノープリウス ,  豊度 ,  推定 ,  北海道 ,  噴火湾 ,  冬季 ,  スケトウダラ ,  稚魚 ,  餌料 ,  入手可能性