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J-GLOBAL ID:200902218143021030   整理番号:08A0824598

地熱過程で発生した地殻変動 La Fossaクレーター(イタリア,ブルカノ島)に対するモデル

Ground deformation induced by geothermal processes: A model for La Fossa Crater (Vulcano Island, Italy)
著者 (2件):
資料名:
巻: 113  号: B7  ページ: B07402-B07402-8  発行年: 2008年07月23日 
JST資料番号: C0294A  ISSN: 0148-0227  CODEN: JJGRDA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ブルカノ島(イタリアのエオリア諸島)における火山活動は,1888-1890年の活動以降,この島の北部に位置する活動的な円錐火山La Fossaクレーターにおける噴気活動だけとなっている。1990-1996年にかけて,EDMと水準測量のデータからは,La Fossa Coneにおいて,デフレーションと収縮運動が確認されている。茂木(1958)の球状マグマ溜りモデルと,Davis(1986) の楕円体モデルを用いて,これらのデータを解析し,マグマ溜りの体積変化を求めた。1990-1996年のデフレーションの発生源に関する最適モデルは,このクレーターの直下に鉛直方向に長軸をもつprolate楕円体で表される。我々のモデルは,浅部熱水系の活動度の高まりと符合しており,水蒸気の放出量の増加で示される水蒸気の蒸発や,クレーター内で発生する火山ガスの温度上昇の観測から支持された。浅部熱水貯留層からの流体の散逸が,この期間におけるLa Fossa Coneにおける沈降記録の原因となっている可能性が高い。こうした変形信号と熱水活動の関連性は,ブルカノにおける活動度のモニタリングと危険度評価において重要な意味をもっている。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地球熱学,火山物理学 

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