抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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お客様視点に深く根差したビジネスソリューションを企画するために,富士通研究所は質的デザイン方法論エイム(AIm:Appreciative & Imaginative)インタビューを開発した。エイムは,個々の現場ユーザーの視点から見た組織の活動,問題意識,中心的価値観,中長期的方向性を俯瞰して視覚化し,ビジネスソリューションのコンセプトをデザインする。本方法論は,独自の戦略的フレームワークに基づいた四つの方法から構成される。それは質的データを収集する現状把握セッションおよび理想像把握セッション,振り返りワークショップ,そして質的データ分析である。フレームワークは,七つの枠で構成されている。それは現在の状況,価値観,エネルギー源,強み,理想像,ギャップ,そしてビジネスコンセプトである。本方法論は,人を中心とした有機的な関係性とミドルアップダウンの意思決定スタイルで成り立つ日本的組織のビジネスの文脈把握と本質追求に特に効果的である。(著者抄録)