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J-GLOBAL ID:200902218370661046   整理番号:08A0157390

アンモニア性塩化物溶液を用いた廃棄物からの銅リサイクル処理の際の鉛除去に及ぼすりん酸塩の効果

Effect of phosphate on lead removal during a copper recycling process from wastes using ammoniacal chloride solution
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巻: 90  号: 2-4  ページ: 161-167  発行年: 2008年02月 
JST資料番号: A0931B  ISSN: 0304-386X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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鉛の除去の技術を,アンモニア性塩化物溶液およびその後の銅電解採取を用いる廃棄物からの銅の浸出を含む湿式製錬銅リサイクル処理を開発するために調べた。アンモニア性塩化物溶液中のPb(II)の溶解度はアンモニア濃度と共に増加する;これは,鉛アミン錯体の形成に起因する。鉛の溶解を,浸出溶液中へのりん酸塩の添加によって,クロロパイロモルファイト(Pb5(PO4)3Cl)の沈殿により,10-3Mから10-5Mのオーダーまで低下させ,一方,炭酸塩の添加によっては何等顕著な効果を観察することは無かった。Pb(II)含有溶液中での直線掃引ボルタンメントリおよび定電位電解が,電位範囲が鉛電極上に置いてPb/Pb(II)対についての平衡レドックス電位よりもよりポジティブであってでさえ,銅との合金形成により,鉛は銅の電解の際に堆積することを明らかにした。しかしながら,定電流電解において,電着した銅カソードでの鉛の量は,電解液中のPb(II)濃度が5×10-5Mである時,電流密度125~400A/m2の範囲において5ppm以下であることを見出した。このPb(II)濃度はりん酸塩添加によって達成できることから,これらの結果は,アンモニア性塩化物溶液を用いる銅リサイクル処理での鉛の除去に対するりん酸塩の有効性を示した。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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資源回収利用 

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