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J-GLOBAL ID：200902218401118184   整理番号：09A0969924

in vitroにおける三次元ネットワーク形成に対するラット内皮前駆細胞の寄与

Contribution of Rat Endothelial Progenitor Cells on Three-Dimensional Network Formation In Vitro

著者 (7件)： KOGA Masaki (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  SUDO Ryo (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  ABE Yoshinori (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  YAMAMOTO Kimiko (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  ANDO Joji (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  IKEDA Mariko (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  TANISHITA Kazuo (Keio Univ., Yokohama, JPN)
資料名： Tissue Engineering. Part A  (Tissue Engineering. Part A)
巻： 15  号： 9  ページ： 2727-2739  発行年： 2009年09月 
JST資料番号： W1690B  ISSN： 1937-3341  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ネットワーク形成に対する内皮前駆細胞(EPC)の寄与についてin vitroの三次元ネットワークモデルを用いて検討した。ウシの微小血管内皮細胞(EC)をコラーゲンゲル上にまいて三次元ネットワークモデルを作製した後,ラットの骨髄から単離したEPCを密集したEC単層上にまいてEPC+ECモデルを作製した。本モデルにおいてEPCはECネットワークの形成を促進し,ネットワークの全長,数および深さはEPCの添加により大きく増加することが分かった。EPCは時間の経過とともに密集単層上よりもコラーゲンゲル内部に形成されたネットワークに局在する傾向を示した。EPCは密集した単層の成長部位の近傍に優先的に分布した。EPC馴化培地はネットワーク形成を促進し,この培地中には血管内皮増殖因子が検出された。以上より,EPCはネットワーク形成に寄与することが示され,in vitroにおける血管組織の再構築のための細胞ソースとしての可能性が示唆された。

シソーラス用語： *ネットワーク構造 ,  *血管内皮細胞 ,  ウシ ,  ゲル ,  コラーゲン ,  VEGF
準シソーラス用語： 内皮前駆細胞 ,  *微小血管内皮細胞 ,  コラーゲンゲル ,  組織再構成 ,  *細胞供給源

分類 (2件)： 細胞・組織培養法  (EA03040R) ,  血管系  (EJ04030O)

タイトルに関連する用語 (3件)： ネットワーク形成 ,  ラット ,  内皮前駆細胞