抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ものづくり基盤技術としての「量を担った技術」とはすでに汎用化され,瑕疵が明らかになっている(そのため逆に信頼性が高い)技術である。この観点から,建築家と町工場の連携の可能性を考察するシリーズを計画した。その2回目として,建築家真田大輔氏と水戸で金属加工業を営む菊池製作所の連携を取上げた。真田氏は当初薄鋼板を加工した量産建築システムを考え,その基盤技術を有する菊池製作所を探し当てた。しかし,そこで実現したのは量産建築システムの流れとしての鋼材を骨組とするガラスショーケースであり,特性の組立て用ボルトと丁番の製作等に基盤技術が活かされた。後に菊池製作所は,真田氏のアイデアである量産建築システムを応用して,プレハブ式のトランクルームの量産に成功している。