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J-GLOBAL ID:200902218558697820   整理番号:09A0293129

シナプス前およびシナプス後の同時発生的活性化はニューロトリプシン依存性アグリン切断を通して樹状突起糸状仮足を誘導する

Coincident Pre- and Postsynaptic Activation Induces Dendritic Filopodia via Neurotrypsin-Dependent Agrin Cleavage
著者 (13件):
資料名:
巻: 136  号:ページ: 1161-1171  発行年: 2009年03月20日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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シナプス性セリンプロテアーゼニューロトリプシンは認知機能に不可欠であり,ヒトではその欠乏によって重篤な精神遅滞が生じる。最近,著者らは,シナプス前終末からのニューロトリプシンの活動依存性放出およびシナプスにおけるアグリンの蛋白質分解性切断を示した。ここでは,樹状突起糸状仮足の活動依存性形成がニューロトリプシン欠損マウス由来海馬ニューロンにおいて消失することを示す。アグリンのニューロトリプシン依存性22kDaフラグメントの投与は糸状仮足応答を救出する。詳細な分析では,シナプス前活動電位発火はニューロトリプシンの放出に必要であるが,シナプス後NMDA受容体活性化はアグリンのニューロトリプシン依存性切断に必要であることが示された。この偶然性は,ニューロトリプシン-アグリン系をシナプス前活性化およびシナプス後活性化の同時検出器として特徴づける。結果として生じる樹状突起仮足はシナプスの前駆物質を表すものと考えられることから,シナプスでのアグリンのニューロトリプシン依存性切断はCNSにおけるHebbian機構およびシナプス回路の再構築の手段になる可能性がある。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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中枢神経系  ,  酵素生理 
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