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J-GLOBAL ID:200902218713820161   整理番号:09A1258315

脱水金属めっきスラッジから重金属除去用微生物と化学リーチング法の比較評価

Comparative evaluation of microbial and chemical leaching processes for heavy metal removal from dewatered metal plating sludge
著者 (2件):
資料名:
巻: 174  号: 1-3  ページ: 763-769  発行年: 2010年02月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本報に記述した研究の目的は,脱水金属めっきスラッジ(硫化または硫酸化合物不含)の重金属(Zn,Cu,Ni,Pb,CdとCr)を回収するのに,Acidithiobacillus ferrooxidansが係わるバイオリーチング技術の適用を評価することであった。2,3の条件パラメータ(すなわち,pH,酸化還元電位(ORP)と硫酸塩生産)及び運転パラメータ(すなわち,スラッジのパルプ密度と撹拌時間)の影響を3l完全混合回分(CMB)反応器で調べた。バイオリーチングの金属回収収率をまた,市販無機酸(硫酸と塩化第二鉄)を使って廃スラッジの化学浸出と比べた。pHの減少及びORPとバイオリーチング実験中の硫酸塩生産の増加とともに重金属のリーチングが増えた。バイオリーチングの最適パルプ密度は2%(w/v)であり,バイオリーチング実験中のパルプ密度増加とともにリーチング効率は減った。バイオリーチング過程中,pH2,固形物含量2%(w/v)及び反応温度25±2°Cで最大金属溶解性(Zn97%,Cu96%,Ni93%,Pb84%,Cd67%とCr34%)を成就した。pH2,固形物含量2%(w/v)及び酸リーチンク過程中の反応温度25±2°Cで,硫酸と塩化第二鉄を使う化学リーチングでのそれぞれの最大除去効率Zn72%と79%,Cu70%と75%,Ni69%と73%,Pb57%と70%,Cd55%と65%及びCr11%と22%もまた達成した。バイオリーチングと化学リーチングの金属リーチングの速度は時間に関連した速度論式によりよく表記された。バイオリーチングは概して化学リーチングと比べて長い運転期間を要したけれども,重金属の高い除去効率を成就した。リーチング過程の効率を次の通りの降下順に調整できた,バイオリーチング>塩化第二鉄リーチング>硫酸リーチング。これらの結果は,除去有害重金属ではバイオリーチングは脱水金属めっきスラッジの古来の物理化学的処理の代替案または補助物かもしれないことを示唆した。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (7件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
めっき一般  ,  廃水処理  ,  スラッジ処理・処分  ,  資源回収利用  ,  微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  重金属とその化合物一般  ,  反応操作(単位反応) 

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