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J-GLOBAL ID:200902218993517949   整理番号:08A0867976

CoZn(TeO3)Br2の結晶構造と磁性

Crystal Structure and Magnetic Properties of CoZn(TeO3)Br2
著者 (7件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 084707.1-084707.5  発行年: 2008年08月15日 
JST資料番号: G0509A  ISSN: 0031-9015  CODEN: JUPSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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新しい合成系CoZn(TeO3)Br2の結晶構造と磁気構造,および磁気特性を調べた。系はCo2(TeO3)Br2と同相であるが,両系の磁気特性は異なり,これはCoZn(TeO3)Br2のZn原子がコーナー共有CoO4Br2八面体の鎖間の磁気相互作用を分解し,Coスピンの1次元性を誘起するためである。温度TN~9.0Kで,弱い強磁性モーメントを伴う反強磁性状態への転移が起る。Weiss温度θWは-68.5Kである。|TNW|(~0.13)の小さい値は,磁気ゆらぎ効果の存在を示唆する。TN以下の温度域での磁気構造を,粉末中性子回折で決定した。鎖内Coスピンはc軸方向に反強磁性的に整列するが,c軸からb軸方向に僅かに傾斜している。傾斜配位で生成した鎖の弱強磁性成分はa軸方向への付加的傾斜が原因である。低温比熱に見られる温度線形成分の存在は,ガラスまたは不規則性状態に留まるCoスピンが大きい割合を占めることを示唆する。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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酸化物結晶の磁性 
引用文献 (9件):
  • BECKER, R. J. Solid State Chem. 2006, 179, 836
  • KASHI, T. J. Phys. Soc. Jpn. 2007, 76, 084713
  • LEMMENS, P. Phys. Rev. Lett. 2001, 87, 227201
  • ZAHARKO, O. Phys. Rev. B. 2006, 73, 064422
  • ZORKO, A. J. Phys. : Condens. Matter. 2007, 19, 145278
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