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J-GLOBAL ID:200902219263649544   整理番号:08A0392625

相変化物質を用いた産業から市まで余熱輸送システムの技術的実行可能性研究

Technical Feasibility Study of Waste Heat Transportation System Using Phase Change Material from Industry to City
著者 (8件):
資料名:
巻: 48  号:ページ: 540-548 (J-STAGE)  発行年: 2008年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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相変化物質(PCM)を利用した余熱輸送機構,いわゆる移動-熱(TH)システムは鉄鋼業など高温廃熱を排出し続ける製造工業では省エネの観点から,かなり魅力的である。本稿の目的はTHシステムの加熱源と蓄熱材に影響を与えるエネルギー必要量,エクセルギーの損失,およびCO2放出の3観点からのTHシステムの実行可能性研究にある。廃熱回収と冷・温水の供給を行うTHシステムについて合理的な仮説に基づき評価した。仮説には廃熱温度200°C,それによる供給水は50°または7°Cとし,輸送距離は20km,搭載コンテ重量は2.4×104kg(PCM=1.75×104kgの重量,熱伝達油の重量は2.5×103kg)とした。以下の結果を得た。THシステムではエリトリトールの潜熱が50°Cで最大熱量5.31GJを供給する。50°Cでの給湯のエリトリトールを用いたTHシステムは慣用の現地での灯油を用いたシステムに比しエネルギー必要量7.7%,エクセルギー損失8.1%,CO2放出量20.2%となる。7°C冷水の供給では,天然ガスを熱源とした慣用の吸着式冷却器にたいしエリトリトールを用いたTHシステムのエネルギー必要量12.0%,エクセルギー損失12.0%,CO2放出量26.6%となる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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熱交換器,冷却器  ,  エネルギー消費・省エネルギー 
引用文献 (18件):
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