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J-GLOBAL ID:200902219266765898   整理番号:08A0365871

土壌中でのグリホサートの運命と地盤および地表水への溶脱の可能性

Fate of glyphosate in soil and the possibility of leaching to ground and surface waters: a review
著者 (2件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 441-456  発行年: 2008年04月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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グリホサートは,世界中の農地,林地,都市域での雑草防除に,広範囲に使用されていることから,その使用に際しては本薬剤が水系へ移行することに特に注意する必要がある。本稿では,グリホサートの土壌での吸着性,分解性,溶脱性に関する知識を提供し論じた。それは土壌特性に強く依存していることと,結論を得るための試験が限定されることから,曖昧でなく明快な結論を描くことは困難である。それにもかかわらず,グリホサートは様々な土壌鉱物,例えばアルミニウムや鉄酸化物などに吸着され,土壌微生物によって分解されることから,それによる地面および地表水汚染のリスクは低いと考えられる。土壌吸着や微生物分解は,土壌中でのグリホサートの移動に影響を及ぼすと考えられる様々な因子によって影響を受けるが,グリホサートの溶脱に影響する主な要因は,土壌構造と降雨であると考えられている。非構造体の砂質土壌では溶脱は制限される。一方,排水系への地表下溶脱は,構造体を形成している土壌においてマクロ孔での優先流として観察されたが,それは,グリホサート処理後に降雨が生じた時のみであった。排水系のグリホサートは地表水へ流入するが,地下水には流入しない。なぜならば,グリホサートは,地下水へ流入する前により深い土壌層においても吸着・分解するからである。グリホサートに土壌から環境水系への移行は非常に制限されると考えられるが,グリホサートの地表下での溶脱や地表水による流出に関する知識は非常に少ない。
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分類 (2件):
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雑草に対する農薬  ,  土壌学一般 
物質索引 (1件):
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