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J-GLOBAL ID：200902219278929420   整理番号：09A0812853

「ライフサイクル思考と環境教育」環境教育プログラム「かばんの中でも温暖化?!」の高校における実践

Implementation of an Environmental Education Program “Global warming even in your bag?!” in a High School

著者 (1件)： 根元一幸 (神奈川県座間高)
資料名： 日本LCA学会誌  (Journal of Life Cycle Assessment, Japan)
巻： 5  号： 3  ページ： 344-351  発行年： 2009年07月25日 
JST資料番号： L6922A  ISSN： 1880-2761  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 環境教育にLCAの考え方を導入する目的で,教育用ソフト「かばんの中でも温暖化?!」を用いた環境教育プログラムを開発した。これを実際に利用して高校生に対して授業を行なった。最初に,地球温暖化のメカニズムを説明する。次に,日常の行動が物質のライフサイクルを通して二酸化炭素排出に繋がっていることを認識するため,携帯電話を例にとって作る,使う,捨てるの各段階について考え,ライフサイクル思考の重要性を理解させる。そして,かばんの中身の二酸化炭素排出量の合計を算出し,これが,中身の使用期間の延長などで削減される状況を確認し,目標の15%削減の達成を目指す。カリキュラムに組み込む困難さや,パソコンの整備状況,教師の準備など,この学習における問題点も指摘した。

シソーラス用語： 環境教育 ,  ライフサイクルアセスメント ,  *教材 ,  開発 ,  *地球温暖化 ,  二酸化炭素 ,  排出量 ,  カリキュラム ,  高校生 ,  二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： *ライフサイクル思考 ,  LCA【環境】 ,  教材開発

分類 (2件)： 環境工学一般  (SA01010K) ,  環境問題  (SA01020V)

引用文献 (12件)：

• 本藤祐樹, 平山世志衣, 中島光太, 山田俊介, 福原一朗 (2008): 日本LCA 学会誌, 4(3), 279-291
• 佐島群巳, 堀内一男, 山下宏文編 (1992): 学校の中での環境教育, 国土社, 東京, 36-38
• 清里環境教育フォーラム実行委員会 (1992): 日本型環境教育の「提案」, 小学館, 東京, 163-222
• 日本環境教育フォーラム (2008): 日本型環境教育の知恵, 小学館クリエイティブ, 東京, 9-28
• 日本環境教育学会 (1991) ~ (2009): 環境教育, 1(1)~18(3)(通巻1~40)

タイトルに関連する用語 (6件)： ライフサイクル ,  思考 ,  環境教育 ,  かばん ,  温暖化 ,  高校