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J-GLOBAL ID：200902219293201068   整理番号：08A0334708

札幌市における小学校を対象としたエネルギー消費量の実態調査 その3 断熱改修による改善効果

著者 (4件)： 一条和也 (北大) ,  羽山広文 (北大) ,  絵内正道 (北大) ,  菊田弘輝 (北大)
資料名： 空気調和・衛生工学会北海道支部学術講演会論文集
巻： 42nd  ページ： 167-170  発行年： 2008年03月13日 
JST資料番号： L1750A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 札幌市における小学校を対象として暖房用エネルギー消費量の実態を調査し,断熱改修による省エネ効果を検討した。4000平方米以上の規模の小学校(大部分)では単位面積あたり平均150MJの暖房消費原単位であるが,4000平方米以下では規模が小さくなるほど暖房エネルギー消費が増した。建物の形態が中廊下型,光庭型だと暖房消費は小さく,中庭型,片廊下型は大きかった。設計図から建物の熱損失係数を計算すると屋根の断熱性能の向上で,新しいほど小さかった。熱損失係数が大きいと暖房エネルギー消費も大きかった。断熱改修は既存二重窓のLow-eガラスへの取替え(7000万円)と外壁の断熱改修(2億7000万円)とした。現在の暖房費用は年間250万円程度であり,断熱改修によって100万円程度費用が削減されても,改修工事費を回収するのは難しい。

シソーラス用語： *北海道 ,  *小学校 ,  エネルギー消費 ,  *実態調査 ,  *暖房負荷 ,  断熱構造 ,  *改修 ,  面積 ,  エネルギー原単位 ,  平面計画 ,  廊下 ,  庭 ,  伝熱係数 ,  屋根 ,  窓 ,  Eガラス ,  外壁 ,  断熱材料 ,  補強工事 ,  建設費 ,  エネルギーコスト ,  室温 ,  運転管理 ,  費用効果分析 ,  *札幌市 ,  熱損失係数 ,  省エネルギー技術 ,  分析 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー

分類 (2件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  教育施設,文化施設,宗教建築  (RB05050G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 札幌 ,  小学校 ,  エネルギー消費量 ,  実態調査 ,  断熱改修 ,  改善効果