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J-GLOBAL ID：200902219300034962   整理番号：08A0590291

超新星残骸カシオペア座AはIIb型だった

The Cassiopeia A Supernova Was of Type IIb

著者 (7件)： KRAUSE Oliver (Max-Planck-Inst. Astronomie, Heidelberg, DEU) ,  BIRKMANN Stephan M. (Max-Planck-Inst. Astronomie, Heidelberg, DEU) ,  USUDA Tomonori (National Astronomical Observatory of Japan, HI, USA) ,  HATTORI Takashi (National Astronomical Observatory of Japan, HI, USA) ,  GOTO Miwa (Max-Planck-Inst. Astronomie, Heidelberg, DEU) ,  RIEKE George H. (Steward Observatory, AZ, USA) ,  MISSELT Karl A. (Steward Observatory, AZ, USA)
資料名： Science  (Science)
巻： 320  号： 5880  ページ： 1195-1197  発行年： 2008年05月30日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カシオペア座A(Cas A)はわが銀河で最も若い超新星残骸であるが,爆発の種類の直接的情報はほとんど無くその起源天体の性質は謎であった。本稿では,赤外線天文衛星Spitzer搭載多帯域撮像測光器(MIPS)を用いて24μmの波長でCas A周辺の赤外エコーを観測した。地球を通過した爆発の直接光から3世紀より更に後の散乱光エコーの観測から,最大光度近傍の超新星残骸Cas Aの光学スペクトルを与えた。その結果,Cas Aは爆発前にほとんどの水素エンベロープを失った赤色超巨星のヘリウムコア崩壊から始まるIIb型超新星であったことが分かった。

シソーラス用語： *超新星残骸 ,  超新星爆発 ,  *星の進化 ,  巨星 ,  宇宙赤外線源 ,  天文衛星 ,  赤外線望遠鏡 ,  フォトンエコー ,  散乱光 ,  超巨星 ,  飛翔体
準シソーラス用語： IIb型超新星 ,  カシオペア座A ,  赤外線天文衛星Spitzer

分類 (2件)： 恒星  (DB05000P) ,  宇宙線起源  (DB02020Q)

タイトルに関連する用語 (1件)： 超新星残骸