抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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気仙沼市立教育委員会の協力の下,唐桑小学校において「水の中の小さな生き物たち」という学習テーマの「気仙沼こども環境学習教室」が開催され,宮城教育大学の学生がフレンドシップ事業・環境教育の一環として実践に参加した。本報告では主に,大学生側の実践記録として述べる。実践課程は準備・現地の下見(2008.8.6)・実践(2008.8.7)の3つのプロセスからなる。準備では,学生たちは,どのような教材を用いてどのように教えるか,特に海水プランクトンの事前勉強に苦労した。現地の下見では,唐桑小学校の池の水と海の水を採取し,プランクトンを同定したが,「海水プランクトン」を同定できないこと,また,生徒の忍耐力を考慮して,担当の先生と話し合って,午前と午後のプログラムを決定した。実践では,4年生以上の生徒12名を対象に,生徒2名に学生が1名就いて,授業が行われた。午前中,生徒は学校の池のプランクトンを顕微鏡で調べ,午後は海の水を採取してプランクトンを観察した。授業は学生にとっても,生徒にとってもよい経験になった。