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J-GLOBAL ID：200902219391445307   整理番号：09A0125391

表面探傷の現状と課題

著者 (1件)： 廣島龍夫 (シータ・テクノロジー)
資料名： 非破壊検査  (Journal of JSNDI)
巻： 57  号： 12  ページ： 561-565  発行年： 2008年12月01日 
JST資料番号： G0027A  ISSN： 0367-5866  CODEN： HIHKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現在最も多く適用されている表面探傷技術の現状と課題について解説した。目視探傷について,直接的方法に代わる間接的手法の重要性,目視探傷能力の合理的評価法の確立の重要性等を指摘した。浸透探傷については最新の話題として,エコ探傷および蛍光浸透探傷におけるブラックライトの使用技術,磁粉探傷での定量評価の可能性の追求や新媒体開発および自動判定技術の開発状況を,電磁気応用探傷では,き裂深さの定量的測定技術として確立しつつある電位差法およびアレイセンサや磁束検出型プローブの開発により急速に進歩している渦電流探傷法,漏えい磁束探傷およびマイクロ波探傷技術の研究開発の現状を,さらに,工学探傷および音響探傷の技術の現状について現状と課題について概説し,最後に,表面探傷全体としての課題を規格の面から概説した。とくに,表面探傷の検査は,特定の手法のみではなく多様な技術を身につけた検査技術者により実施されること,その様な人材養成が重要であることを強調した。

シソーラス用語： 表面欠陥 ,  *欠陥検査 ,  肉眼検査 ,  エコー ,  蛍光浸透検査 ,  電磁気検査 ,  音響検査 ,  人材育成 ,  検査員 ,  *技術展望 ,  *非破壊検査

分類 (1件)： 非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (19件)：

• 小山昭弘. 環境負荷低減を考慮した浸透探傷剤の開発. JSNDI平成14年春季大会講演概要集. 2002, 1-2
• 津葉本寿博. PRTR法規制を考慮した浸透探傷剤. JSNDI平成14年春季大会講演概要集. 2002, 3-4
• 津葉本寿博. 無排水浸透探傷装置による機械部品の探傷. JSNDI表面探傷技術による健全性診断に関するシンポジウム (2004.1.15-16, 京都) 講演論文集. 2004, 71-74
• 大塚正規. 鋳造品における磁気探傷試験. 鋳造工学. 2005, 77, 12, 812-814
• 堀充孝. 非逓倍励磁による新しい磁化方法. JSNDI平成19年度春季大会講演概要集. 2007, 219-220

タイトルに関連する用語 (2件)： 傷 ,  現状