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J-GLOBAL ID：200902219470432636   整理番号：08A0968719

土壌汚染問題とリスクコミュニケーション 2) マイルドフェントン法によるVOC汚染原位置浄化技術

著者 (2件)： 仲山賢治 (鹿島建設) ,  君塚健一 (三菱ガス化学)
資料名： 環境浄化技術  (Environmental Solution Technology)
巻： 7  号： 10  ページ： 1-5  発行年： 2008年10月01日 
JST資料番号： L4697A  ISSN： 1347-9970  CODEN： KJGAAZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 土壌汚染におけるVOCの浄化法としては,コストや施工上の制約から,原位置浄化法のニーズが高く,汚染物質を抽出して処理する原位置抽出法と汚染物質をサイト内で分解浄化を行う原位置分解法がある。また,複合汚染の浄化手法としては,ヒドロキシルラジカルの強力な酸化力によってVOCを酸化分解するフェントン法がある。しかし,pHが中性では分解効果が大幅に低下し重金属類の汚染を拡大させてしまう恐れがあるため,地盤を酸性にする必要があった。この問題を解決するため,中性でもヒドロキシルラジカルの発生が可能な生分解性触媒を使用したマイルドフェントン法を完成させたので紹介した。しかも,この触媒を用いた場合,塩素化エチレン類の分解において,従来のフェントン法より早い分解速度が得られることも見出した。ヒドロキシルラジカルの発生量比較,マイルドフェントン法によるVOC分解生成物,性能確認試験,および,原位置浄化への適用におけるウォータージェットを用いた高圧噴射攪拌工法について説明した。

シソーラス用語： 土壌汚染 ,  *Fenton反応 ,  酸化 ,  ヒドロキシルラジカル ,  *生物分解 ,  pH【水素イオン指数】 ,  揮発性有機化合物 ,  複合汚染 ,  *土壌浄化 ,  噴流 ,  *バイオ触媒 ,  ウォータジェット ,  *原位置浄化 ,  分解速度 ,  *浄化
準シソーラス用語： リスクコミュニケーション

分類 (3件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  土壌汚染  (FB04100T) ,  酸化,還元  (CF02060T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 土壌汚染 ,  リスクコミュニケーション ,  VOC ,  汚染 ,  原位置浄化