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J-GLOBAL ID:200902219483851123   整理番号:08A0580394

Drosophila気管系で幼生細胞は変態より前にhomothoraxの制御下で成虫細胞になる

Larval cells become imaginal cells under the control of homothorax prior to metamorphosis in the Drosophila tracheal system
著者 (3件):
資料名:
巻: 318  号:ページ: 247-257  発行年: 2008年06月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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完全変態昆虫の中で大部分の派生種のひとつであるDrosophila melanogasterでは,幼生発生時には使われない未分化成虫細胞が増殖し,成体構造になるために最終的に分化した幼生細胞と置き換わると考えられる。基本的に,変態時に広汎な増殖と劇的な形態変化を受けるすべての組織は,分化した幼虫細胞からではなくこれらの成虫細胞由来であると考えられる。Drosophila気管系の変態の研究結果は,最終的に分化したと考えられる大幼生気管細胞がアポトーシスによって消失し,成体気管系を形成し続ける小成虫細胞によって急速に置き換えられる可能性があることを示唆した。しかしながら,小成虫細胞の起源は分かっていない。ここで著者らは,気管体節2(Tr2)の大幼生細胞が変態に先がけて分裂し,小成虫細胞を作ることを示す。homothorax遺伝子活性不在下では,Tr2の幼生細胞が分裂しなくなり小成虫細胞を作らなくなることから,homothoraxはTr2の幼生細胞の増殖に必要であることが示された。これらの予期しなかった結果は,幼生細胞が成虫細胞になることが出来,Drosophila気管系で成体組織に直接的に関与することを示唆する。完全変態昆虫の希少派生種の変態時には,成体構造は幼生構造を構成する細胞から形成されることが知られている。したがって,Drosophila気管系は変態の祖先モードを使っている可能性がある。Copyright 2008 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  動物生理一般 
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