極紫外域でコヒーレント放射を発生させるための小型自由電子レーザー

SHINTAKE Tsumoru; TANAKA Hitoshi; HARA Toru; HARA Toru; TANAKA Takashi; TOGAWA Kazuaki; YABASHI Makina; OTAKE Yuji; ASANO Yoshihiro; ASANO Yoshihiro; BIZEN Teruhiko; FUKUI Toru; GOTO Shunji; HIGASHIYA Atsushi; HIRONO Toko; HOSODA Naoyasu; INAGAKI Takahiro; INOUE Shinobu; ISHII Miho; KIM Yujong; KIMURA Hiroaki; KITAMURA Masanobu; KOBAYASHI Toshiaki; MAESAKA Hirokazu; MASUDA Takemasa; MATSUI Sakuo; MATSUSHITA Tomohiro; MARECHAL Xavier; NAGASONO Mitsuru; OHASHI Haruhiko; OHATA Toru; OHSHIMA Takashi; ONOE Kazuyuki; SHIRASAWA Katsutoshi; TAKAGI Tetsuya; TAKAHASHI Sunao; TAKEUCHI Masao; TAMASAKU Kenji; TANAKA Ryotaro; TANAKA Ryotaro

文献

J-GLOBAL ID：200902219498844638 整理番号：08A0904596

極紫外域でコヒーレント放射を発生させるための小型自由電子レーザー

A compact free-electron laser for generating coherent radiation in the extreme ultraviolet region

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資料名：
巻： 2 号： 9 ページ： 555-559 発行年： 2008年09月
JST資料番号： W2212A ISSN： 1749-4885 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：短報発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

自己増幅自発放射に基づくシングルパス自由電子レーザーによって,極紫外,軟X線,硬X線というように,ますます短い波長のレーザー光の発生が可能になっている。典型的なX線自由電子レーザーは,長さが数キロメートルあり,10GeV以上の電子ビームエネルギーを必要とする。このような光源をより多くの研究者が利用できるようにするには,大幅なスケールダウンが望まれる。今回我々は,短周期アンジュレーターと,250MeVという低加速エネルギーで動作する高品質電子源とを組み合わせた長さ55mの小型自己増幅自発放射源から高輝度極紫外放射の発生を観測したことを報告する。放射パワーは,51~61nmの波長で飽和に達しており,最高パルスエネルギーは30μJである。CeB₆熱陰極から放出される電子ビームのエミッタンスは非常に低く(0.6πmm mrad),ビーム電流を1Aから300Aまで劇的に増加させる多段階バンチ圧縮システムによってほとんど劣化しない。今回の成果によって,2GeVの小型装置でX線自由電子レーザー放射発生が実現される可能性が広がる。Copyright Nature Publishing Group 2008

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その他のレーザ

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