抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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難削材の純チタン,チタン合金,快削チタン,およびオーステナイト系ステンレス鋼(SUS304,SUS303)と比較用機械構造用炭素鋼S45Cについて高速精密旋盤による旋削加工実験を行い,以下の知見を得た。1)純チタン,チタン合金,快削チタンの外周旋削加工での切削抵抗は必ずしも大きくなく,これらは抵抗値のみからの判断では難削材ではない,2)純チタンの主分力が切削速度の増加に伴い大きくなるが,これは難削材の特徴と考えられる,3)高精度の仕上面を得るには,単に送りを遅くすることは避けるべきであるが,快削チタンでは低送り速度で高精度仕上面が得られる,4)ステンレス鋼の切削抵抗も必ずしも大きくはなく,S45Cの方が大きくなるため,ステンレス鋼も抵抗値のみからの判断では難削材ではない,など。