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J-GLOBAL ID：200902219831352497   整理番号：08A0656176

アルミナ溶融塩中での電解前後の黒鉛化カソードの電気抵抗率の変化

CHANGE OF ELECTRICAL RESISTIVITY OF GRAPHITIZED CATHODE BLOCK DURING AND AFTER ELECTROLYSIS IN ALUMINA MOLTEN SALTS

著者 (4件)： SATO Yoshinori (SEC CARBON, LTD., Kyoto, JPN) ,  IMAGAWA Hiroshi (SEC CARBON, LTD., Kyoto, JPN) ,  HAGIWARA Manabu (Tokyo National Coll. Technol., Tokyo, JPN) ,  AKUZAWA Noboru (Tokyo National Coll. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Light Metals (Cham)  (Light Metals (Cham))
巻： 2008  ページ： 979-984  発行年： 2008年 
JST資料番号： B0476B  ISSN： 2367-1181  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アルミニウム電解製錬中のカソードの劣化を把握することを目的に,カソードの電気抵抗率の変化を調べた。この研究のために作製した実験装置を用い,Na₃AlF₆-Al₂O₃-CaF₂-NaF混合塩中で電流密度1.25A/cm²,温度980°C,雰囲気Arの条件で電解を実施し,その間の電気抵抗率の変化を測定した。また,試験を中断(5,10,15,20および30分)して得たサンプルの電気抵抗率の測定も実施した。カソード材料は2000,2400および2800°Cで黒鉛化した針状および塊状の材料を用いた。試験結果は,カソードの電気抵抗率が初めに急激に低下し,その後プラトー領域まで増加し,最終的に元の抵抗率に戻ることを示した。これは,インターカレートしたNaが溶融塩中に急速に溶解し,空隙中の金属Naは溶融塩にゆっくりと溶解することを意味する。電気抵抗率の変化の比率は針状の黒鉛化カソードあるいはより高い温度で処理した材料ほど高いことを示した。

シソーラス用語： *アルミニウム製錬 ,  電解槽 ,  *カソード ,  *電気抵抗率 ,  グラファイト ,  結晶形態 ,  黒鉛化 ,  加熱温度 ,  電解

分類 (2件)： 電解装置  (XE02030E) ,  製錬  (WD02030A)

タイトルに関連する用語 (6件)： アルミナ ,  溶融塩 ,  電解 ,  黒鉛化 ,  カソード ,  電気抵抗率