文献

J-GLOBAL ID：200902219865361746   整理番号：09A0853387

IP Fast Rerouteのためのスケーラブルコンフィグレーション生成アルゴリズムの提案

Scalable Backup Configuration Creation for IP Fast Reroute

著者 (5件)： 鎌村星平 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  宮村崇 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  PELSSER Cristel (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  井上一郎 (NTT ネットワークサービスシステム研) ,  塩本公平 (NTT ネットワークサービスシステム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 109  号： 129(NS2009 43-59)  ページ： 67-72  発行年： 2009年07月09日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： IP網において数十ミリ秒以内の高速故障復旧を実現するIP Fast Reroute(IP-FRR)が提案されている。IP-FRRでは事前に迂回経路を計算し,故障検出後は事前計算された迂回経路へ切り替えることで高速復旧を実現する。IP-FRRを実現する手段としてMultiple Routing Configuration(MRC)法が提案されている。MRC法では,単一故障を迂回するための予備の設定(Configuration)を予め複数個作成し,故障に応じて適切な予備設定を選択して代替経路を決定する。しかし,予備設定数に比例してルーチングテーブル上のエントリ数は増加する。スケーラビリティを確保するためには,より少ない予備設定数でより多くのトラヒックを救済することが必要である。本稿では,予備設定数が制限された環境下で救済可能なトラヒック量を最大化するアルゴリズムを提案する。また,計算機シミュレーションによりアルゴリズムの有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *インターネット ,  *障害回復 ,  *経路選定 ,  スイッチング ,  高速化 ,  構成 ,  スケーラビリティ【計算機】 ,  トラヒック処理 ,  アルゴリズム ,  計算機シミュレーション ,  *通信操作
準シソーラス用語： *IP網 ,  システム構成 ,  *ルーティング ,  迂回経路 ,  代替経路

分類 (3件)： 電話・データ通信・交換一般  (ND11010T) ,  その他のディジタル計算機方式  (JC02050G) ,  ネットワーク法  (KA03040X)

引用文献 (16件)：

• MOY, J. OSPF Version 2. IETF, RFC2328. 1998
• KVALBEIN, A. Fast IP Network Recovery using Multiple Routing Configurations. Proceedings of INFOCOM, Apr. 2006. 2006
• HANSEN, A. F. Fast Proactive recovery from Concurrent Failures. Proceedings IEEE International Conference on Communications, ICC 2007, June. 2007
• KVALBEIN, A. Post-Failure Routing Performance with Multiple Routing Configurations. INFOCOM, May 2007. 2007
• CICIC, T. Relaxed Multiple Routing Configurations for IP Fast Reroute. IEEE/IFIP Network Operations and Management Symposium 2008. 2008

タイトルに関連する用語 (4件)： IP ,  FAST ,  アルゴリズム ,  提案