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J-GLOBAL ID：200902219894548731   整理番号：09A1084565

磁気Compton散乱により観察したSmFe₇のスピンモーメント

Spin Moment of SmFe₇ Observed by Magnetic Compton Scattering

著者 (8件)： MIZUSAKI S. (Aoyama Gakuin Univ., Kanagawa, JPN) ,  OHNISHI T. (Aoyama Gakuin Univ., Kanagawa, JPN) ,  KOZAKI Y. (Aoyama Gakuin Univ., Kanagawa, JPN) ,  NAGATA Y. (Aoyama Gakuin Univ., Kanagawa, JPN) ,  ITOU M. (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst., Hyogo, JPN) ,  SAKURAI Y. (Japan Synchrotron Radiation Res. Inst., Hyogo, JPN) ,  NORO Y. (Kawazoe Frontier Technol., Co. Ltd., Kanagawa, JPN) ,  SAMATA H. (Kobe Univ., Hyogo, JPN)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 45  号： 10  ページ： 4399-4401  発行年： 2009年10月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 非常にユニークな磁気的性質を示すSm-Fe系のスピン運動量や軌道角運動量を調べるため,10Kでのシンクロトロン放射による磁気Compton散乱(MCS)を用いて,SmFe₇の磁気的性質を調べた。上記試料の他にSmFe_x(x=2,3)およびSm₆Fe₂₃についても調べた。単結晶は自溶法により成長させ,結晶構造はX線回折により,また,全磁化はSQUID磁力計によって調べた。磁気Comptonプロファイルは10Kで,±2.5Tの磁場下で容易磁化軸にそって測定した。軌道角運動量はSmFe₇の全磁気モーメント,すなわち飽和磁化に対してかなり影響力が強いことがわかった。SmFe₇の10Kでのスピン,全,および軌道モーメントは,それぞれ,6.60,13.8および7.20μ_B/f.u.であった。ここで評価した軌道モーメントは希土類イオンの理論的な最大軌道モーメントよりもさらに大きかった。

シソーラス用語： *Compton散乱 ,  *永久磁石 ,  *希土類合金 ,  磁気モーメント ,  サマリウム化合物 ,  鉄化合物 ,  シンクロトロン放射 ,  磁気的性質 ,  SQUID ,  X線回折
準シソーラス用語： スピンモーメント

分類 (1件)： 電磁石  (NA05080G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 磁気Compton散乱 ,  観察 ,  スピンモーメント