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J-GLOBAL ID：200902219924132853   整理番号：09A0716083

水田排水中のTOC濃度とCOD_Mnの関係について

著者 (6件)： 人見忠良 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  三浦麻 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  濱田康治 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  吉永育生 (農業・食品産業技術総合研究機構 九州沖縄農業研究セ) ,  久保田富次郎 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研) ,  白谷栄作 (農業・食品産業技術総合研究機構 農村工研)
資料名： 農業農村工学会論文集  (Transactions of the Japanese Society of Irrigation, Drainage and Rural Engineering)
号： 261  ページ： 327-328  発行年： 2009年06月25日 
JST資料番号： S0345A  ISSN： 1882-2789  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： COD_Mnは有機物の種類や測定者の操作の精確さ等によって値が変動するため指標として不十分であり,近年では全有機態炭素量(TOC)による水中有機物量の評価が広まりつつある。本論では過去に測定されたCOD_Mnの蓄積データを活かすために水田排水中のCOD_MnとTOC濃度の関係について検討した。COD_Mn/TOC濃度の平均値は田面水では1.5~1.7程度と推定され,浸出水では1.6であった。本サンプルでは被酸化率の高い有機物が多く含まれていたことや,代かき後の懸濁態成分の多い田面水では被酸化率の高い無機物質の影響によってCOD_Mnが高めに測定されたことが推定される。(著者抄録)

シソーラス用語： *水田 ,  排水 ,  *TOC【炭素】 ,  *COD【水質】 ,  濃度 ,  有機物 ,  茨城県
準シソーラス用語： *COD_Mn ,  つくば市吉沼地区 ,  水中有機物量

分類 (2件)： 農業土木  (FB02000W) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

引用文献 (7件)：

• 福島武彦. 湖沼の有機物指標. 水環境学会誌. 1997, 20, 4, 238-245
• 人見忠良. 水田におけるDOMおよび疎水性酸画分の流出実態. 農業農村工学会論文集. 2007, 250, 73-81
• 金木亮一. 反復利用水の水質と水田による水質浄化効果. 農業土木学会誌. 1991, 59, 11, 1275-1280
• 厚生労働省. 第9回厚生科学審議会生活環境水道部会水質管理専門委員会配布資料. http://www.mhlw.go.jp/shingi/2003/04/s0421-4.html. 2003
• 日本分析化学会北海道支部. 水の分析. 2005, 290-296

タイトルに関連する用語 (3件)： 水田 ,  排水 ,  TOC