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J-GLOBAL ID:200902220089335185   整理番号:09A0447392

イソブテン,硫化水素および硫黄からのジ-t-ブチルポリスルフィドの合成(第2報)MFI型ゼオライト触媒の性能

Synthesis of Di-t-butyl Polysulfide from Isobutene, Hydrogen Sulfide, and Sulfur (Part 2) Catalytic Behavior of MFI Zeolites
著者 (6件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 128-138  発行年: 2009年05月01日 
JST資料番号: F0042A  ISSN: 1346-8804  CODEN: JJPIAP  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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イソブテン,硫化水素および硫黄からのジ-t-ブチルポリスルフィドの合成反応を,骨格にAl,Ga,またはBを含むMFI型ゼオライトの固体酸触媒上で行い,それらの性能を液体アミン触媒であるジシクロヘキシルアミンと比較した。触媒は,MFI型ゼオライトにベーマイトバインダーを加えて成型して焼成し,プロトン化処理をして調製した。得られた生成物を,元素分析,蛍光X線分析計,HPLC,GPC,1H-NMRを用いて分析した。骨格にAlまたはGaを含む触媒は高活性で,特にGaを含む触媒では液体アミン触媒と同等以上のポリスルフィド収量が得られた。生成ポリスルフィドは硫黄架橋数1~9,平均架橋数4.2~4.7で,液体アミン触媒の場合とほぼ同等であった。これらの結果を基に反応経路を推定した。一方,Bを含む触媒では,主としてオクテン,チオール,およびモノスルフィドが生成するが硫黄は未反応で残り,ポリスルフィドはごくわずかしか生成せず,原料硫黄は未反応で残った。触媒のアンモニア昇温脱離の結果から,このポリスルフィド合成反応には,AlまたはGaを含む触媒が持つ強い酸点が有効で,強い酸点を持たないBを含む触媒は単体硫黄の開環を促進できずポリスルフィドが生成しないものと推論した。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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触媒操作  ,  脂肪族スルフィド・ジスルフィド 
引用文献 (26件):
  • 1) Yamada, S., Qian, W., Ishihara, A., Wang, G., Li, L., Kabe, T., Sekiyu Gakkaishi (J. Jpn. Petrol. Inst.), 44, (4), 217 (2001).
  • 2) Qian, W., Yamada, S., Ishihara, A., Ichinoseki, M., Kabe, T., Sekiyu Gakkaishi (J. Jpn. Petrol. Inst.), 44, (4), 225 (2001).
  • 3) Emmanuel, F. A., U. S. Pat. 5442123 (1995).
  • 4) Pennwalt Corp., Jpn. Tokkyo Koho (B2) JP03-29787 (1989).
  • 5) Elf Atochem North America Inc., Jpn. Kokai Tokkyo Koho JP05-194372 (1993).
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