抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2008年にある事業所において,この事業者向けに注文生産されたノートパソコンから出火した火災原因を調査した。ノートパソコンの基板と本体カバーの各一部が焼けた。調査の結果,棒状の異物がパソコン内部に入り込み,ハードディスクへの電源供給線端子部分とパソコン筐体との間に挟まり,端子と筐体の間で短絡状態が発生し,棒状異物が抵抗となって発熱し,発火に至ったものと推定された。なお,棒状の異物はシャープペンシルの芯と思われる。対策としては,軽量化のためにあけた孔があり異物が入りやすい,タッチパネルをタッチペンでなく,シャープペンシルで操作する場合があり,他にも芯による故障が発生している,ことから,メーカに要望し,これらに対する対策を得た。