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J-GLOBAL ID：200902220354071810   整理番号：08A0477204

上ベイナイトの粒界核生成における変異体選択

Variant Selection in Grain Boundary Nucleation of Upper Bainite

著者 (5件)： FURUHARA T. (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  KAWATA H. (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MORITO S. (Shimane Univ., Matsue, JPN) ,  MIYAMOTO G. (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  MAKI T. (Nippon Steel Corp.)
資料名： Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science  (Metallurgical and Materials Transactions. A. Physical Metallurgy and Materials Science)
巻： 39  号： 5  ページ： 1003-1013  発行年： 2008年05月 
JST資料番号： E0265B  ISSN： 1073-5623  CODEN： MTTABN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ベイナイトは高張力鋼の主構成組織で,特に,上ベイナイトはラス状のベイナイト・フェライトでマルテンサイトと類似の組織を有し,重要である。Fe-9Ni-0.15C合金において,オーステナイト粒界に核生成するベイナイト・フェライトの結晶学をSEM-EBSDと連続断面観察法と組合せて,研究した。ベイナイト・フェライトはオーステナイト粒に対し,ほぼKurdjumov-Sacks(K-S)方位関係を保持していた。変態の初期においては,ベイナイト・フェライトの変異体は非常に制限された。変態が進行するとともに,変態歪を塑性的に緩和する必要があり,変異体を選択することが非常に重要となる。このように変異体が選択されると,低過冷度の場合,粗いブロックが生成する事に繋がる。

シソーラス用語： *ベイナイト ,  結晶粒界 ,  *核形成 ,  高張力鋼 ,  フェライト組織 ,  ニッケル含有合金 ,  低炭素合金鋼 ,  結晶方位 ,  過冷却

分類 (1件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N)

タイトルに関連する用語 (4件)： ベイナイト ,  粒界 ,  核生成 ,  変異体選択