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J-GLOBAL ID:200902220409599224   整理番号:09A1130788

普通ポルトランドセメントおよび石灰石混合ポルトランドセメントに対する硫酸塩腐食の物理的およびミクロ構造的側面

Physical and microstructural aspects of sulfate attack on ordinary and limestone blended Portland cements
著者 (6件):
資料名:
巻: 39  号: 12  ページ: 1111-1121  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: E0724A  ISSN: 0008-8846  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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従来の試験方法すなわち長さおよび質量変化だけでなく新しく開発されたLeaky Rayleigh波(1MHz)を使った表面超音波法によって外部硫酸塩腐食の影響を調査した。肉眼で見える変化を検討し,熱力学計算およびミクロ構造的知見(SEM/EDS)と比較した。結果は,表面劣化の耐久性に対する石灰石添加の主な影響は物理的である-すなわちポルトランドセメントの数パーセントの添加が硫酸塩に対するポルトランドセメント系の多孔率を低下させ耐久性を増加させるが;25%という高添加量は多孔率を増加させ硫酸塩に対する耐久性を低下させることを示した。劣化の反応機構は溶液濃度(4または44gNa2SO4/l)によって著しい影響を受け高濃度も低濃度では起こらないセッコウ生成という結果に帰着した。しかし,割れの型は両方の場合とも似通っていてセッコウが前もって形成されたクラック中に日和見的に沈殿すると思われ,従って劣化に大きな貢献をするとは考えられない。8°Cにおいては石灰石添加によってセメントで調製したサンプルの表面領域で制限のあるソーマサイト生成が生じた。このソーマサイト生成はぺーストの凝集力減少およびサンプル表面からの原料の減少の原因となった。しかしエトリンジャイト生成のためソーマサイト生成の前に常にサンプルの膨張と割れが先行し,ソーマサイト生成の速度が非常に遅ければたぶんエトリンジャイト誘起割れのため構造の開放によって促進された。サンプルの膨張は定常状態を示し,その後急速に加速段階が続きサンプルが破壊した。割れ表面層が約1~1.5mm-総試料厚さ(10mm)の10~15%に達すると急速な加速段階の始まりが起きた。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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セメントの性質・分析  ,  建築物の維持・管理 

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