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J-GLOBAL ID:200902220422265440   整理番号:09A0730406

強制・自励型びびり振動を回避するエンドミル加工条件の統合的検討

Comprehensive Study on Milling Conditions to Avoid Forced/Self-Excited Chatter Vibrations
著者 (4件):
資料名:
巻: 75  号:ページ: 908-914  発行年: 2009年07月05日 
JST資料番号: F0268B  ISSN: 1348-8716  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究ではエンドミル加工での力外乱型の強制型びびり振動に対して,簡易的な切削力推定モデルを利用した解析モデルを構築し,このモデルを用いてエンドミル加工での各種条件が強制型びびり振動に与える影響について検討することにより,強制型びびり振動の発生しやすい条件を明らかにした。また従来の自励型びびり振動の解析を統合することにより,自励型びびり振動での安定限界との関係について一般的な特徴を明らかにした。これにより得た主な知見を次に示した。1)1枚刃のエンドミル工具を用いた黄銅のスロッティングによる加工実験で,構築した強制型びびり振動の解析手法による解析結果と実験結果はよく一致すること,2)強制型びびり振動は,主軸回転数の刃数倍となる周波数の整数倍が機械構造の共振周波数と一致する場合に発生し易く,最も振動が発生しやすい主軸回転数は自励型びびり振動で安定となる主軸回転数とほぼ一致すること,このためびびり振動を回避するには,自励型と強制型の両方を同時に考慮して対策する必要があること,3)切込み条件や刃数,切削力の周波数成分,工具のねじれ,工具の偏心,一刃あたりの送り量,比切削抵抗,切削様式などの各種条件が切削力の各周波数成分に与える影響について検討し,強制型びびり振動の一般的な特徴を明らかにしたことなど。
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分類 (2件):
分類
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フライス加工  ,  振動伝搬 
引用文献 (10件):
  • 1) G. Tlusty: Manufacturing Process and Equipment, Prentice Hall, (1999).
  • 2) Y. Altintas: Manufacturing Automation, Cambridge Univ. Press, (2002).
  • 3) Y. Altintas, E. Budak: Analytical Prediction of Stability Lobes in Milling, Annals of the CIRP, 44, 1 (1995) 357.
  • 4) Y. Altintas, E. Shamoto, P. Lee, E. Budak: Analytical Prediction of Stability Lobes in Ball End Milling, ASME J. Manuf. Sci. Eng., 121, 1 (1999) 586.
  • 5) 社本英二,影山和宏,森脇俊道:不等ピッチエンドミルによる再生型びびり振動の抑制-解析モデルの構築とピッチ角の最適化,日本機械学会関西支部講演会講演論文集,024-1, (2002) 3-5.
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