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J-GLOBAL ID：200902220434070890   整理番号：08A0657119

需要地系統におけるエネルギー需給運用の検討-需給インターフェイスによる制御方式と効果-

著者 (3件)： 八太啓行 (電力中央研 システム技研) ,  浅利真宏 (電力中央研 システム技研) ,  小林広武 (電力中央研 システム技研)
資料名： 電力中央研究所システム技術研究所研究報告  (電力中央研究所システム技術研究所調査報告)
号： R07013  ページ： 22P  発行年： 2008年06月 
JST資料番号： L1889B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 分散型電源の系統への影響を抑制するための対策として,太陽光発電設備を設置する需要家を対象として,需要家ごとのローカル制御方式として蓄電池を,また配電線単位の集中制御方式として負荷制御を用いた方法を提案し,配電線の逆潮流抑制効果について評価した。これらの制御方式に対して,住宅地域負荷モデルと東京の日射データを用いてシミュレーションを行った結果,蓄電池制御方式については,ヒートポンプ給湯器と組合わせることにより,逆潮流が36%抑制できること,また集中制御方式については,給湯器に対する負荷制御を行うことにより,大きな効果が得られることを確認した。

シソーラス用語： *配電系統 ,  *系統運用 ,  *太陽光発電 ,  自家発電 ,  *分散型電源 ,  制御方式 ,  *電力制御 ,  二次電池 ,  負荷制御 ,  *電力潮流 ,  解析モデル ,  シミュレーション ,  給湯設備 ,  ヒートポンプ

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (11件)：

• 上村、田中、「需要地系統の運用管理手法の開発--LPCと変圧器タップ制御による常時運用の実証--」、電中研報告R04025、2005年
• 八太、小林、「適正電圧維持制御に起因する分散形電源出力低下の抑制手法--遠隔情報による無効電力分担手法--」、電中研報告R06011、2007年
• 平原、八太、小林、「太陽光発電システムにおける配電線電圧制御方式の開発--電圧上昇抑制のための新しい無効電力制御法--」、電中研報告R06012、2007年
• 町田、谷、「太陽電池・蓄電池を利用した負荷平準化システムの導入効果」、電気学会論文誌B、123巻1号、pp. 37-46、2003年
• A. Otani, N. Ueda, S. Wakao”MULTIOBJECTIVE OPTIMIZATION OF STORAGE BATTERY OPERATION IN PV CLUSTERS”, 22nd European Photovoltaic Solar Energy Conference, pp. 3003-3007, 2007

タイトルに関連する用語 (7件)： 需要 ,  系統 ,  エネルギー需給 ,  運用 ,  需給 ,  インターフェイス ,  制御方式