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J-GLOBAL ID：200902220445619525   整理番号：09A0726442

サイトカインであるインターロイキン33はアナフィラキシーショックを仲介する

The cytokine interleukin-33 mediates anaphylactic shock

著者 (9件)： PUSHPARAJ Peter N. (Univ. Glasgow, GBR) ,  TAY Hwee Kee (Univ. Glasgow, GBR) ,  H’NG Shiau Chen (National Univ. Singapore, Singapore) ,  PITMAN Nick (Univ. Glasgow, GBR) ,  XU Damo (Univ. Glasgow, GBR) ,  MCKENZIE Andrew (Medical Res. Council Lab. Molecular Biology, Cambridge, GBR) ,  LIEW Foo Y. (Univ. Glasgow, GBR) ,  MELENDEZ Alirio J. (Univ. Glasgow, GBR) ,  MELENDEZ Alirio J. (National Univ. Singapore, Singapore)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 106  号： 24  ページ： 9773-9778  発行年： 2009年06月16日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アナフィラキシーショックを強力に誘導する新規なサイトカインを報告した。インターロイキン33(IL33)はアトピー患者での臨床的アレルギー応答とアナフィラキシー応答に密接に関連していた。IL33はin vivoでオーファン受容体ST2のシグナル伝達を介してマスト細胞介在性アレルギー応答をトリガーすることができた。IL33は全身アナフィラキシーもトリガーした。IL33はin vitroでマウスのマスト細胞の脱顆粒を誘導した。高レベルのIgEが内因性発生したマウスにおいてIL33はマスト細胞およびST2に依存的に,そして抗原に非依存的に全身アナフィラキシーを誘導した。IL33はホスホリパーゼD1およびスフィンゴシンキナーゼ1の活性化に依存した新規な経路によりマスト細胞の脱顆粒を誘導した。IL33はカルシウムに依存したNFκB活性化,サイトカイン,ケモカイン,エイコサノイド合成をトリガーした。IL33の病態生理学的な役割が明らかになった。

シソーラス用語： *アナフィラキシー ,  *インターロイキン ,  アレルギー疾患 ,  ヒト ,  タンパク質 ,  情報伝達受容体 ,  肥満細胞 ,  マウス ,  ホスホリパーゼD ,  アルコールホスホトランスフェラーゼ ,  脱顆粒 ,  カルシウム化合物 ,  金属イオン ,  NFκB ,  ケモカイン ,  エイコサノイド ,  *インターロイキン33 ,  ホスホリパーゼD1 ,  スフィンゴシンキナーゼ1 ,  カルシウムイオン ,  シグナル伝達 ,  ネズミ亜目
準シソーラス用語： 細胞情報伝達 ,  アトピー ,  ST2蛋白質

分類 (1件)： 免疫反応一般  (ED03010T)

タイトルに関連する用語 (4件)： サイトカイン ,  インターロイキン33 ,  アナフィラキシーショック ,  仲介