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J-GLOBAL ID：200902220521573670   整理番号：09A1052987

AE信号の処理方法の違いが屋外石油タンクのAE源位置標定精度に及ぼす影響

Effect of Different Arrival Time Waveform Analysis on the Accuracy of Acoustic Emission Source Location in Above-Ground Tanks

著者 (6件)： 村上小百合 (電気通信大学) ,  小島渉 (電気通信大学) ,  小池卓二 (電気通信大学) ,  山田實 (総務省消防庁消防大学校 消防研究センター) ,  湯山茂徳 (日本フィジカルアコースティクス株式会社) ,  本間恭二 (電気通信大学)
資料名： 非破壊検査  (Journal of JSNDI)
巻： 58  号： 9  ページ： 403-407 (J-STAGE)  発行年： 2009年 
JST資料番号： G0027A  ISSN： 0367-5866  CODEN： HIHKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石油タンクの維持管理のコスト削減に有効で,開放せずその安全性を評価する手法としてアコースティックエミッション(AE)を利用した底板の腐食損傷評価が行われている。ここでは,海水を入れた用量300kLの実機タンクの底板上でシャープペンシルの芯の圧折による擬似AEを発生させ,側壁に取り付けた4つのAEセンサによって水中を伝搬するAEを検出し,2種類の異なる到達時刻決定法を用いてNNによる位置評定を行った。その結果,S/N比が15dB以上の波形においては,正規化したAE波形に直接しきい値を設けることで波頭の決定することができることなどが分かった。

シソーラス用語： AE検査 ,  SN比 ,  センサ ,  位置測定 ,  維持管理 ,  海水 ,  *信号 ,  損傷 ,  *油タンク ,  用途別板 ,  ウェーブレット変換 ,  *音源
準シソーラス用語： *AE信号 ,  損傷評価 ,  底板 ,  腐食損傷

分類 (2件)： その他の特殊構造物  (RA05020W) ,  非破壊試験  (HB02030F)

引用文献 (16件)：

• COLE, P. T. Listen to Your Storage Tanks to Improve Safety and Reduce Cost. Acoustic Emission-Beyond the Millenium. 2000, 169-178
• Union Francaise des Industries Petrolieres. Guide pour L'inspection et la Maintenance des Reservoirs Metaliques Aeriens Cylindriques Vertieaux D'hydrocarbures Liquides en Raffinerie. 2000
• 湯山茂徳. タンク底板の腐食損傷診断における国内外のAE試験適用の現状. 圧力技術. 2002, 40, 4, 176-184
• 山田實. AE法による石油タンク底部の腐食損傷評価. 圧力技術. 2002, 40, 4, 222-227
• 金子敦史. 液体貯蔵タンクのAE伝搬挙動. 非破壊検査. 2002, 51, 11, 718-725

タイトルに関連する用語 (6件)： AE信号 ,  処理方法 ,  屋外 ,  石油タンク ,  AE ,  位置標定