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J-GLOBAL ID:200902220525856544   整理番号:09A0077398

スギカミキリ(甲虫目:カミキリムシ科)に耐性のある樹木を選択するためのスギの外傷性樹脂道の形成能を評価する最適なピン刺し時期を見いだすための試験

A trial to detect optimal pin-pricking timing in evaluating the ability to form traumatic resin canals of Cryptomeria japonica for selecting resistant trees to Semanotus japonicus (Coleoptera: Cerambycidae)
著者 (1件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 386-392  発行年: 2008年12月 
JST資料番号: L2720A  ISSN: 1341-6979  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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2001年および2002年に14クローンを用いてスギカミキリに耐性のある樹木を選択するために,スギの外傷性樹脂道(TRCs)の形成能を評価する最適なピン処理時期を検出するための試験を実施した。スギカミキリへの耐性および師部内のTRCs形成能を樹皮内に孵化したばかりの幼虫を摂取またはピン処理して評価した。この処理はそれぞれ幼虫期間-給餌期間前後に幹上で10日毎(4回)実施した。幼虫の生存者権はどちらの年もクローンによって大きく変動した。新規に形成したTRCsの平均出現回数はどちらの年も後半の処理で一般的に高くなり,これらの接線幅は2001年の方が高かったが,TRCs形成前ではどちらの年も高くはなかった。幼虫の生存率はすべての処理でTRCs形成前の出現や幅とは有意な関係は認められなかった。しかし,2年目の年輪上の2回目および3回目処理での新規形成TRCs出現には有意な負の相関を示したが,幅には有意な相関がなかった。このことは,師部に孵化したばかりの幼虫が侵入した直後に迅速にTRCsを形成する機構を耐性のあるクローンが有している可能性を示唆している。このため,新規形成TRCsの出現と幅との間の関係は明確ではなかったが,樹皮に孵化したばかりの幼虫が侵入した時のピン処理はスギカミキリに対するスギの耐性を評価する最適な時期の1つである可能性が考えられる。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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作物の品種改良  ,  森林植物学  ,  昆虫・ダニによる植物被害 
引用文献 (19件):

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