文献

J-GLOBAL ID：200902220541830962   整理番号：08A0246771

噴流拡散マイクロフレームの安定性に関する理論的考察

Stability of Laminar Jet Diffusion Microflames: A Theoretical Approach

著者 (2件)： 桑名一徳 (東大 大学院工学系研究科) ,  井田民男 (近畿大 理工)
資料名： 日本燃焼学会誌  (Journal of the Combustion Society of Japan)
巻： 50  号： 151  ページ： 81-86  発行年： 2008年02月29日 
JST資料番号： Z0837A  ISSN： 1347-1864  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 噴流拡散火炎を利用する場合,火炎の浮き上がりや吹飛びに関する情報が不可欠である。本報告は,直径mm以下のバーナー上に固定された火炎として定義される,層流噴流拡散マイクロフレームの安定性を理論的に考察した。通常の発進/吹消え限界に加えて,より低い消火限界への洞察は,マイクロフレームにとって大きな,実用的な重要性をもつ;この報告はまずマイクロフレームの消火限界に焦点を当てた。マイクロフレームへの次の二つの拡散炎モデルの適応可能性につき最初に論じた:Burke-Schmann(BS)理論及び自己類似性。BS理論はマイクロフレームの安定性の研究に適していることを見いだした。次に,BS理論の枠組内の活性化エネルギー漸近展開を用いて消火限界を予測した。提示した理論は実験結果を定性的に再現した,すなわち,u_L~d²,ここでu_Lは消火限界(より低限界)におけるジェット速度であり,dはバーナ直径である。

シソーラス用語： *噴流 ,  *拡散 ,  *火炎 ,  *拡散火炎 ,  *安定性 ,  消火 ,  漸近級数 ,  活性化エネルギー ,  バーナー ,  Damkoehler数 ,  Reynolds数
準シソーラス用語： 漸近展開 ,  *微小火炎

分類 (1件)： 燃焼理論  (XE04020H)

引用文献 (21件)：

• HOTTEL, H. C. Symp. Combust. Flame Explosion Phenomena. 3, 254-266
• WOHL, K. Symp. Combust. Flame Explosion Phenomena. 3, 288-300
• IDA, T. Proceedings of the Third International Symposium on Scale Modeling, 2000. 2000
• BAN, H. J. Heat Transfer. 1994, 116, 954-959
• MATTA, L. M. Proc. Combust. Inst. 2002, 29, 933-939

タイトルに関連する用語 (4件)： 噴流 ,  拡散 ,  安定性 ,  理論