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J-GLOBAL ID:200902220542267196   整理番号:09A0585698

2′-修飾-4′-チオRNAの合成と特性:ヌクレアーゼ安定性の総合的比較

Synthesis and characterization of 2′-modified-4′-thioRNA: a comprehensive comparison of nuclease stability
著者 (3件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 1353-1362  発行年: 2009年 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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数多くの化学修飾オリゴヌクレオチド(ON)は,核酸ベース治療用に合成されてきた。化学修飾は,ONの2′位置で行われるが,4′位置すなわちフラノース環の酸素が,もう一つの修飾部位として最近認識されてきた。ここで,2′-修飾-4′-チオRNA,すなわち2′-フルオロ-4′-チオRNA(F-SRNA)と2′-O-Me-4′-チオRNA(Me-SRNA)を合成した。これらの混成化学修飾に,相乗効果が期待される。ハイブリダイゼーションに関して,F-SRNAは相補的RNAとの二本鎖形成において最高の融点Tm値を示した。Me-SRNAでは明らかな効果はなかったが,相補的DNAとの二本鎖形成より高かった。ヌクレアーゼ活性は,FRNA(2′-フルオロRNA),MeRNA(2′-O-MeRNA),天然RNAとDNAとともに総合的比較を行った。S1ヌクレアーゼ耐性は,Me-SRNA>>MeRNA>>SRNA>F-SRNA>FRNA>RNA>DNA,の順位であった。また,ヒト血漿中でF-SRNAはMeRNAより安定性が低かった。これらの結果から,Me-SRNAは,miRNAやsiRNA戦略のアンチセンス分子に適用可能な多目的修飾ONである,と期待される。
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分類 (2件):
分類
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ヌクレオシド,ヌクレオチド  ,  核酸一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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