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J-GLOBAL ID:200902220747844870   整理番号:09A0903148

NO2検出のためのカーボンナノチューブの化学修飾

Chemical Modification of Carbon Nanotubes for NO2 Detection
著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 265-280  発行年: 2009年 
JST資料番号: L0338A  ISSN: 0914-4935  CODEN: SENMER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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欠陥やカルボキシル基がNO2のような気体分子の吸着サイトの数を増加に寄与するとの概念に基づいて,多層カーボンナノチューブ(MWNTS)を硝酸で酸化して,MWNTsの表面に欠陥や親水性(カルボキシル)基を同時に誘導した。透過型電子顕微鏡(TEM)によって,酸化されたMWNTSは粗い側壁表面を有していることが分かった。酸化されたMWNTを用いたセンサの希薄NO2に対するセンサ応答は未酸化MWNTを用いたセンサのそれより50%大きく,MWNTs表面の欠陥が増加した事によってNO2吸着サイトの数が増加したことが示唆された。一方,半導体のp-n接合は一般的に空間電荷層を形成することによって電気抵抗率の増大に寄付する。空間電荷層はN02ガス吸着を増強することを期待することができる。このようにして,p型半導体のようなはMWNTsはWO3やSnO2ナノ粒子のようなn型半導体で改質して,その事によって一般的には希薄なNO2に対して優れたセンサを示す。MWNT-WO3やMWNT-SnO2複合材料センサは希薄なNO2に対してかなり優れたセンサ応答(Ra/Rg)を示した。MWNTSへのn型酸化物の添加はMWNTSと酸化物との接点上のp-n接合によってMWNTS内に大きな空乏層の形成に寄与する。その結果,空気中での抵抗率の増大とNO2吸着が向上する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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炭素とその化合物  ,  計測機器一般 
タイトルに関連する用語 (3件):
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