文献
J-GLOBAL ID:200902221015245466   整理番号:08A0537349

微小管会合の動力学 抗癌剤に対する魅力的な標的

Microtubule Assembly Dynamics: An Attractive Target for Anticancer Drugs
著者 (4件):
資料名:
巻: 60  号:ページ: 368-375  発行年: 2008年06月 
JST資料番号: C0136B  ISSN: 1521-6543  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
αβチューブリンから成る微小管は,有糸分裂を含む種々の細胞機能において重要な役割をしている真核細胞の動的高分子である。微小管会合の阻害は細胞周期の停止を引き起こし,アポトーシスに導く。したがって,これは,癌,神経症,真菌症および寄生虫症を含む種々の病気治療に対する重要な薬物標的となり得る。いくつかの微小管を標的とする薬物が癌化学療法に用いられているが,これら薬物に対する耐性および固有の毒性があるので有効性の改善された新しい薬物を開発することが必要である。癌化学療法における使用の可能性について,いくつかの抗微小管薬物が評価されつつある。抗真菌および抗細菌薬として,ベノミル,グリセオフルビンおよびスルホンアミドが用いられてきた。これらの薬物は,強力な抗腫瘍能力を持つことを最近の報告が示した。これらの薬物は異なるタイプの腫瘍細胞の増殖を阻害し,微小管会合の動力学を標的とすることによりアポトーシスを誘導した。しかし,ナノモル濃度範囲で癌細胞増殖を阻害するビンカおよびタキサンと異なり,これらの薬物はマイクロモル濃度で作用し,毒性は限られていると考えられた。他の抗癌剤と併用して用いられたとき,これらの薬物は癌化学療法に用いることができることを提案した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
抗腫よう薬の基礎研究  ,  細胞構成体一般 

前のページに戻る