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J-GLOBAL ID：200902221044419198   整理番号：08A0826032

抗血管新生療法に対する抵抗機序

Modes of resistance to anti-angiogenic therapy

著者 (3件)： BERGERS Gabriele (Univ. California) ,  BERGERS Gabriele (UCSF, California, USA) ,  HANAHAN Douglas (UCSF, California, USA)
資料名： Nature Reviews. Cancer  (Nature Reviews. Cancer)
巻： 8  号： 8  ページ： 592-603  発行年： 2008年08月 
JST資料番号： W1368A  ISSN： 1474-175X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 血管内皮増殖因子情報伝達経路を標的とする血管新生阻害因子は癌モデルマウスにおいて明らかな治療効果を示すが,前臨床および臨床場面ではその有益効果はよくても一過性であり,腫瘍は再び増殖し,進行する。そのような作用には特殊な特異的血管遮断を回避する回避的抵抗と内因性不応答の2つの抵抗機序が存在するという提案が最近のデータにより支持されている。このような状況から,抗血管新生療法に対する回避的抵抗として,1)選択的血管新生促進情報伝達のアップレギュレーション,2)骨髄からの血管前駆細胞および血管新生促進単核球動員,3)周皮細胞増加密着被覆による腫瘍血管防御,を概説し,次いで,抗血管新生療法に対する無反応抵抗として,1)既存の余剰血管新生シグナルの多様性,2)既存の炎症性細胞媒介血管防御,3)特徴的血管減少と血管新生阻害因子に対する不応答,4)必要な血管新生なしでの正常血管の侵襲的(および転移的)吸収について概説した。

シソーラス用語： *血管新生阻害薬 ,  血管新生 ,  *抗腫瘍薬 ,  *薬物耐性 ,  腫瘍 ,  薬物療法
準シソーラス用語： VEGF

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  腫ようの薬物療法  (GE03032C)

タイトルに関連する用語 (2件)： 抗血管新生療法 ,  抵抗機