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J-GLOBAL ID:200902221127138247   整理番号:09A0942828

腹膜マクロファージ/細胞膜クロマトグラフィー-オフラインGC/MS法を用いた漢方薬からの消炎成分のスクリーニング

Screening anti-inflammatory components from Chinese traditional medicines using a peritoneal macrophage/cell membrane chromatography-offline-GC/MS method
著者 (4件):
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巻: 877  号: 27  ページ: 3019-3024  発行年: 2009年10月01日 
JST資料番号: W0571A  ISSN: 1570-0232  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞膜クロマトグラフィー(CMC)とガスクロマトグラフィー/質量分析(GC/MS)とを組合せた分析法を開発した。これを漢方薬の消炎成分の精製と同定に用いた。CMCの固定相にはマウスの腹膜マクロファージ(PM)細胞膜を用いた。標準としてヒドロコルチゾン(HC)やデキサメタゾン(DM)を用いたPM/CMC-オフライン-GC/MS法の性能を検討した。それから,本方法を根茎Atractylodes macrocephala(RAM)と根茎Atractylodes lancea Thunb DC(RALD)の抽出物中の消炎成分の同定に応用した。CMCに保持された2つの種からの主要成分をGC/MSによってアトタクチレノリドI(AO-I)として同定した。競合実験の結果,AO-Iとリポ多糖類(LPS)は細胞表面受容体に競合的に結合したが,AO-IとHCはPM膜所に僅かに重複する結合サイトを有していることが分かった。In vitro実験で,AO-Iは用量依存性様式でTNF-α,IL-1βおよびNO生成のLPS誘導を阻害できることが分かった。IC50値はそれぞれ5.3μg/mL,5.1μg/mLおよび7.5μg/mLであった。PM/CMC-オフライン-GC/MS法は複雑な試料から目標成分を迅速に検出,濃縮および同定するための有効なスクリーニング系である。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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クロマトグラフィー,電気泳動  ,  有機化合物の各種分析  ,  生薬一般  ,  消炎薬の基礎研究 
引用文献 (23件):
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