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J-GLOBAL ID:200902221205086542   整理番号:09A0387309

亜熱帯域の被覆作物としてのヘアリーベッチの生育,窒素固定および養分吸収

Growth, nitrogen fixation, and nutrient uptake of hairy vetch as a cover crop in a subtropical region
著者 (5件):
資料名:
巻:号:ページ: 63-71  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: W1596A  ISSN: 1444-6162  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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冬季の被覆作物としてのヘアリーベッチ(Vicia villosa,ソラマメ属)は,温帯域と同様に亜熱帯域の雑草抑制に使用されている。しかしながら,亜熱帯域における雑草防除と養分蓄積のためのヘアリーベッチのバイオマス生長に関する情報は,ほとんど得られていない。ここでは,沖縄の亜熱帯域において,2004年11月,2005年の10月,11月,12月にヘアリーベッチを播種し,その生育状況尾を調べた。その結果,本作物は幅広い時期に栽培できること,様々な作型に利用でき,多量のバイオマス形成と養分蓄積を行うことを明らかにした。また,本作物は,5月末における地上部のバイオマス,固定炭素量,マグネシウム吸収量が最大となり,4月中旬では窒素,カリウム,カルシウム吸収量が,3月末ではリン吸収量が最大となった。一方,本作物の地下部では,リンおよびマグネシウムの吸収量が4月中旬に最大となったが,その他はいずれも5月初めに最大となった。本作物のバイオマスと養分吸収量に基づく最適収穫時期は播種日によって異なり,10月播種の場合は2月の収穫が,10~11月播種の場合は3月の収穫が,11~12月播種の場合は4月の収穫が,バイオマスと養分吸収量の面から最適であった。本作物は,生育期間に十分なバイオマスを形成した場合に冬季~春季の雑草を効果的に抑制した。しかしながら,本作物の播種期と収穫期は作付体系の関連で考察する必要がある。
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分類 (3件):
分類
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豆類  ,  栽培的防除  ,  雑草による植物被害 
引用文献 (38件):
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