文献
J-GLOBAL ID:200902221238938064   整理番号:09A0508356

人工ジンクフィンガーヌクレアーゼを用いた植物遺伝子の高頻度修飾

High-frequency modification of plant genes using engineered zinc-finger nucleases
著者 (8件):
資料名:
巻: 459  号: 7245  ページ: 442-445  発行年: 2009年05月21日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
植物遺伝子では,DNA配列特異的な修飾(遺伝子ターゲッティング)を行うための効率のよい方法がないため,植物遺伝子の機能を詳細に調べたり,世界的に急増しつつある食物,繊維や燃料の需要によりよく応えられるように作物を改変したりする試みは,うまくいっていない。特定の遺伝子座にDNA二本鎖切断箇所を作るために人工的に作られた酵素であるジンクフィンガーヌクレアーゼ(ZFN)は,遺伝子ターゲッティングの強力な刺激因子の1つであり,植物で改変レポーター遺伝子を正確に修飾することなどに使える。本論文では,タバコのアセト乳酸シンターゼ遺伝子(ALS SuRAおよびALS SuRB)のような,植物の内在遺伝子でのZFN誘導性の高頻度に起こる遺伝子ターゲッティングについて述べる。この酵素は,特異的な変異がイミダゾリノン系およびスルホニル尿素系の除草剤に対する抵抗性を付与することで知られている。ZFNを介する遺伝子ターゲッティングによって,除草剤抵抗性変異がSuR遺伝子座に導入され,ZFN切断部位から1.3キロベースも離れた箇所での変異は形質転換細胞の2%を超える頻度だった。組み換え植物の40%以上で,多数のSuRの対立遺伝子に修飾が起こった。高頻度の遺伝子ターゲッティングが観察されたことは,植物の内在遺伝子で標的配列の効率よい改変が今回可能となったことを示している。Copyright Nature Publishing Group 2009
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子操作 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る