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J-GLOBAL ID：200902221325740963   整理番号：09A0389022

持続型社会に向けた高経年住宅団地のストック再生のあり方-ストック改修実験プロジェクトの実践を通じて-

著者 (1件)： 鈴木克彦 (京都工繊大 大学院工芸科学研究科)
資料名： マンション学  (日本マンション学会誌)
号： 33  ページ： 41-45  発行年： 2009年04月10日 
JST資料番号： L5991A  ISSN： 0919-6587  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： UR都市機構の浜甲子園団地での自主改修プロジェクトを紹介した。本プロジェクトは,本団地の住棟を借用して,住戸内部を学生の手により自己改修することで高経年団地の再生の可能性を探るものである。再生計画の目標として,エネルギー効率向上,コミュニティ再生と社会福祉への配慮,経済性の成立・住宅経営の安定を掲げた。2009年5月からUR都市機構と共同で試験施工を行う。2010年の竣工後は居住実験やワークショップなど様々なモニタリング調査を行う。生活を豊かにする確かな技術に支えられた団地再生を実現するために,耐震性,断熱性,遮音性,安全性等の技術的検証に加え,居住性能などを検証していく。

シソーラス用語： *集合住宅 ,  *寿命延長 ,  住宅団地 ,  兵庫県 ,  大学生 ,  再生
準シソーラス用語： 改修工事 ,  *改修実験 ,  事例紹介 ,  住宅ストック ,  都市再生機構 ,  *浜甲子園団地

分類 (2件)： 住宅問題  (RD03020R) ,  建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (4件)：

• 鈴木克彦=佐久間聡子「サスティナプル環境評価ツール (SEAM-HR) を用いた住民主導の団地再生方策に関する研究」日本建築学会近畿支部研究報告集46号41~44頁 (2006. 6)
• 鈴木克彦「住戸内リフォームによる高経年住宅団地の再生の試み--建築廃材のリユースによる住戸改修実験プロジェクト」本誌30号78~81頁 (2008. 4)
• 鈴木克彦ほか「高経年住宅団地の住戸内自主改修によるストック改善効果の検証--UR西武庫団地における試み」日本建築学会住宅系研究報告会論文集3号231~238頁 (2008. 12)
• 鈴木克彦「UR向ヶ丘第一団地ストック再生実証試験共同研究における選定技術提案の内容について」生産と技術61巻1号77~81頁 (2009. 1)

タイトルに関連する用語 (5件)： 社会 ,  住宅団地 ,  改修 ,  実験 ,  プロジェクト