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J-GLOBAL ID：200902221400280949   整理番号：09A0782898

施設起源トリチウムの移行モデルと環境トリチウム分布 2.環境トリチウムの現状と分布 2.3 河川水トリチウムの全国分布と経年変化

著者 (1件)： 杉原真司 (九大 アイソトープ総合セ)
資料名： プラズマ・核融合学会誌  (Journal of Plasma and Fusion Research)
巻： 85  号： 7  ページ： 429-430  発行年： 2009年07月25日 
JST資料番号： G0114A  ISSN： 0918-7928  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 雨として地表に降下したトリチウムは,河川水や地下水として一時的に陸域に保持されるが,最終的には海へと移動する。河川水のトリチウム濃度に,1960年代に行われた核実験の影響による高濃度のトリチウムが検出される時期もあったが,現在では降水中のトリチウム濃度が河川水よりも若干高濃度である。核実験の影響が見られる時期は,環境水のトリチウム測定は容易であったが,近年では,10倍程度濃縮し低バックグラウンド液体シンチレーションカウンタを利用しないと有意な測定結果は得られない。ここでは全国規模の河川水中のトリチウム濃度の最新の調査結果を紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *環境放射性核種移動 ,  *環境放射線 ,  *三重水素 ,  *河川水 ,  永年変化 ,  核爆発 ,  降水 ,  液体シンチレーション検出器 ,  濃縮 ,  核実験 ,  環境水 ,  *移動

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

引用文献 (8件)：

• 百島則幸. プラズマ・核融合学会誌. 2009, 85, 36
• NETS DB. http://www.nirs.go.jp:8080/anzendb/NetsDB.html
• 大沼章子. Radioisotopes. 1992, 41, 444
• 山西弘城. Radioisotopes. 2003, 52, 235
• 佐竹洋. 富山大学トリチウム科学センター研究所報告. 1982, 2, 53

タイトルに関連する用語 (10件)： 施設 ,  起源 ,  トリチウム ,  移行 ,  モデル ,  環境 ,  分布 ,  現状 ,  河川水 ,  経年変化