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J-GLOBAL ID:200902221403052092   整理番号:09A0127143

18kDaのオレオシンプロモーターを用いた1D-myo-イノシトール3-リン酸シンターゼ遺伝子(RINO1)のアンチセンス抑制による安定的「低フィチン酸」形質転換イネの作出

Generation of stable ‘low phytic acid’ transgenic rice through antisense repression of the 1D-myo-inositol 3-phosphate synthase gene (RINO1) using the 18-kDa oleosin promoter
著者 (4件):
資料名:
巻:号:ページ: 96-105  発行年: 2009年01月 
JST資料番号: W1741A  ISSN: 1467-7644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水の富栄養化は世界的関心事であり,工業,下水および農業から排出される過剰なリンの環境への流入が富栄養化を促進していると考えられている。フィチン酸は植物種子におけるリンの主要な貯蔵形態であるので,種子におけるフィチン酸レベルの低い形質転換イネの作出を試みた。1D-myo-イノシトール3-リン酸シンターゼ(EC5.5.1.4)は,種子においてmyo-イノシトール生合成の最初の段階を触媒し最終的にはフィチン酸の生合成に関与しているので,この酵素をコードする遺伝子(RINO1)の発現をアンチセンス法によって抑制した。遺伝子発現の抑制のために,イネにおいて種子特異的に発現している18kDのオレオシンのプロモーターを用いた。作出した形質転換イネは種子のフィチン酸を68%低下させ,同時に利用可能な遊離リン酸を増加させて強い低フィチン酸表現型を示し,種子重量,発芽あるいは植物成長に対する負の影響は観察されなかった。
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分類 (4件):
分類
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植物の生化学  ,  遺伝子発現  ,  酵素一般  ,  稲作 
物質索引 (1件):
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