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J-GLOBAL ID:200902221413914530   整理番号:09A1287147

オオムギにおける導入遺伝子の発現レベルの向上法としてのイントロン仲介性増強

Intron-mediated enhancement as a method for increasing transgene expression levels in barley
著者 (3件):
資料名:
巻:号:ページ: 856-866  発行年: 2009年12月 
JST資料番号: W1741A  ISSN: 1467-7644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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形質転換植物を創成する場合,導入した遺伝子が最適で安定した発現を行う植物体を得ることが望ましい。ここでは,オオムギにおける導入遺伝子の発現レベルを高める方法について調べた。本方法は導入遺伝子コード配列内の特異的部位にイントロンを含有させることで,Ubi1プロモータによって得られた。まず,トウモロコシからのRpoT-i4とArabidopsisからのUBQ10-i1の2つのイントロンを各々クローニングし,ホタルのルシフェラーゼ(luc)コード配列内の同部位に挿入した。その生産物を,Agrobacterium仲介法でオオムギ(Hordeum vulgare)に導入し,得られた形質転換個体群おけるルシフェラーゼ活性を調べた。その結果,両イントロンともルシフェラーゼ活性を高めた。定量的逆転写ポリメラーゼ鎖反応アッセイの結果,これらのイントロンはルシフェラーゼmRNA転写体の蓄積を高めることが示された。高められた導入遺伝子の発現レベルは,T1およびT2後代で維持された。これらの結果から,イントロン仲介による高揚は,作物の導入遺伝子を高く安定したレベルを維持するための有用な方法であることがわかった。
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  麦 
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