磁性要素のサイズとそのドーピングレベルを変えて制御したTiO<sub>2</sub>ナノ結晶の合成

NAKANO H; HASUIKE N; KISODA K; NISHIO K; ISSHIKI T; HARIMA H

文献

J-GLOBAL ID：200902221483349384 整理番号：09A0224428

磁性要素のサイズとそのドーピングレベルを変えて制御したTiO₂ナノ結晶の合成

Synthesis of TiO₂ nanocrystals controlled by means of the size of magnetic elements and the level of doping with them

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資料名：
巻： 21 号： 6 ページ： 064214,1-5 発行年： 2009年02月11日
JST資料番号： B0914B ISSN： 0953-8984 CODEN： JCOMEL 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

加水分解法でナノメートルサイズのTiO₂結晶を合成した。共通の初物質を使い,結晶構造(ルチル型またはアナターゼ型)と微結晶サイズの制御を試みた。特に,Coをドープしたルチル型TiO₂ナノ結晶の構造特性を詳しく分析した。それぞれ先行溶液のpHレベルと反応温度を変えて,結晶構造と微結晶サイズを制御した。Co濃度が10%を越すと,E_gフォノン信号が少し幅広になり,長波長側にシフトした。これはCo挿入による格子膨張の結果と解釈できる。また,Coドーピングによりバンドギャップ吸収端が低エネルギー側にシフトした。可視光照射による光誘起磁性の可能性を示唆する結果も得られた。

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酸化物薄膜

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磁性要素のサイズとそのドーピングレベルを変えて制御したTiO2ナノ結晶の合成

磁性要素のサイズとそのドーピングレベルを変えて制御したTiO₂ナノ結晶の合成