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J-GLOBAL ID:200902221655388450   整理番号:09A0189587

計算論的日常生活行動理解研究基盤 オープンライフマトリクスプロジェクトの構想

Computational Everyday Life Human Behavior Understanding Open Life Matrix
著者 (2件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 284-294 (J-STAGE)  発行年: 2009年 
JST資料番号: U0128A  ISSN: 1346-8030  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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日常生活行動の計算モデル化とその活用技術を研究対象とする近未来チャレンジ「オープンライフマトリクス」では,1)統一的なデータ集約と計算論的モデリング技術の確立,2)提供すべきサービスに見通しを与える枠組みの提供を目指している。本論文では,人が行動をとった理由や環境,状況の中での必然などと結び付けた高次の推論を実現するためのツールとして,因果構造に基づく確率モデリングの有効性を論じた。また,サービスを通じたデータ収集と研究を進めるための生活行動観測施設を構築し,そこで得られたデータやモデル,アルゴリズムといった知的リソースを再利用可能なものとして共有できる日常生活行動理解研究基盤の必要性を示した。実際に子供の事故事例データを収集する事故サーベイランスシステムを開発し,事故シーンを動画として再生して予防対策を提示するサービスを実現した。本システムでは事例データに基づいて構築したベイジアンネットワークによる確率推論が可能であり,前記サービス提供と連動したアンケート調査によって事前知識や確率的な行動モデルが収集できるので,知識循環型のサービスとして知的リソースを共有できることを示した。
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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人工知能  ,  システム・制御理論一般 
引用文献 (32件):
  • [古川 05] 古川康一,植野研:AIとスキルサイエンス, 人工知能学会誌, vol.20, no.5, pp.510-517 (2005)
  • [Hori 07] T. Hori, Y. Nishida: An Ultrasonic 3D Tag System for Evidence-based Nursing Care Support, Journal of Robotics and Mechatronics, Vol.19, No.6, pp.667-675 (2007)
  • [石川 08] 石川詔三, 河田諭志, 本村陽一, 西田佳史, 原一之: 日常生活行動における確率的因果構造モデルの構築と行動推定, 人工知能学会全国大会, 3G3-04 (2008)
  • [JST 05] 科学技術振興機構, 失敗知識データベース, http://shippai.jst.go.jp/ (2005)
  • [Kelly 55] G.A.Kelly: A Theory of Personality --The Psycology of Personal Constructs--, W.W.Norton & Company (1955)
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