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J-GLOBAL ID:200902221666729313   整理番号:08A0969346

MALDI FTMSをオフラインで組み合わせたキャピラリー電気泳動による増強ニューロペプチドプロファイリング

Enhanced Neuropeptide Profiling via Capillary Electrophoresis Off-Line Coupled with MALDI FTMS
著者 (4件):
資料名:
巻: 80  号: 16  ページ: 6168-6177  発行年: 2008年08月15日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ニューロペプチド(NP)は,神経系の多くの生理作用を規制する重要な信号分子であるが,その分析は,循環体液における高塩分,豊富な脂質及び複合組織中の蛋白質からの妨害によって複雑である。最近,質量分析(MS)が,NP研究のための強力な分析プラットフォームになっている。しかしながら,非常に低濃度の多くの内因性ペプチドの存在量は現在の技法の検出限界以下である。キャピラリー電気泳動(CE)は複雑な生物学の混合分離のための強力なツールであることから,オンラインCEエレクトロスプレイイオン化(ESI)MSハイフン化法は自動化にふさわしく,CE-MSカップリングを改善するために種々のインタフェイスが構築されている。この論文では,フローを平衡させるために「圧力開始」及びキャピラリー中の後続する「サイフォン駆動」ストリームを組み合わせることによって,圧力誘導フローカウンターバランスキャピラリー電気泳動(FCCE)技法を改良した。複雑な組織試料のニューロペプチドの分析におけるマトリックス支援レーザイオン化Fourier変換質量分析(MALDI FTMS)にキャピラリー電気泳動(CE)を結合するためのシースレスフローとカウンターフローバランスを組込んだオフラインインタフェイスを開発した。直接のMALDI MS分析に比べて,CE分離とそれに続くMALDI MS検出法は1/10倍の試料消費(50nl)である一方,SN比を5~10倍増強することで,1.5nMまたは75アトモルまでの検出限界を得ることができた。この感度改良によって,少ないニューロン組織からの粗抽出物について230ピークを検出することができ,19から43にペプチド同定数を増すことができた。このCE分画は,効果的な予備濃縮法であり,脱塩及びMALDI MS分析に先立つペプチドのイオン化抑制を減少させるための分離によって,複雑な試料からのニューロペプチドのグローバル分析に対して大きな潜在能力を示すものであった。
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分類 (3件):
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ペプチド  ,  電気泳動分析  ,  質量分析 
物質索引 (1件):
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