抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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水道原水となる地下水や表流水には,溶解性の鉄・マンガン,有機物等の膜ろ過だけでは処理できない成分を多く含む。これら原水に対して,生物処理と膜処理を併用することにより,より高度な処理水をえることを目的として実証実験をおこなっている。これまでの実験により,原水中に含まれる高濃度の鉄,マンガン,有機物等が良好に除去できると同時に,膜処理により水道基準を満たす処理水がえられることが実証された。本方式は薬品をまったく使用しないため,安全でおいしい水をえることができるとともに,設置スペースや運転費低減を可能にするため,多様な原水に対応できる新しい処理法として適用が期待できる。(著者抄録)